エネルギー事業
地熱やバイオマスなど再生可能エネルギーを利用した発電設備の 建設事業を展開しています。
事業計画段階からのコンサルティングにより資源のポテンシャル にあわせた最適な設備デザインと、自社で保有する発電設備運用 ノウハウを設備設計に取り入れた持続可能で運用性の高い設備を 提供してまいります。
設備設計から建設工事、メンテナンスまで一貫してお客様の事業 をサポートし、地球のミライへ安心、安全でクリーンなエネルギー をお届けします。
航空・エネルギー事業部長
後藤 治朗
再生可能エネルギーについて
再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出せず、国内で生産できることから、エネルギー安全保障にも寄与できる国産の有望かつ多様で、重要な低炭素の優れたエネルギーです。法律※1では「エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの」として、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマスが規定されています。
※1エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律
経済産業省ウェブサイト(http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/outline/)
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バイナリー発電(排熱発電)について
地熱発電は、24時間安定的に発電を行うことが可能なベースロード電源として期待されています。バイナリー発電とはその地熱発電の方式の一つとなります。
バイナリー発電は、低沸点の作動媒体を利用することにより、比較的低温域の温泉、蒸気、排ガスでも発電することができます。
大規模な地熱発電と比較しても、既存の井戸から湧出する温泉を利用することが可能なため、低い開発リスクとコスト、短い開発期間で設置することが可能です。
また、温泉以外にも、工場で未利用のまま排出される熱エネルギーを利用することも可能です。
太陽光発電について
太陽光発電は、「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
主な特徴としては、①発電時に大気汚染物質を排出させないクリーンな発電方式であること、②エネルギー源が太陽からの光エネルギーであるため枯渇しないこと、③導入するシステムの規模に関係なく発電効率がほぼ一定であり、設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決めることができること、また、発電時に騒音や排出物もないため、日射量さえ確保できれば、設置場所を選ばないこと、④システムが構造的にシンプルであるため、他の発電システムに比べメンテナンスが容易であることが上げられます。
太陽光発電協会(JPEA)ウェブサイト(http://www.jpea.gr.jp/knowledge/whynow/index.html他)
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バイオマス発電について
バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称。バイオマス発電では、この生物資源を「直接燃焼」したり「ガス化」するなどして発電します。
主な特徴として、①光合成によりCO2を吸収して成長するバイオマス資源を燃料としており、地球温暖化を防止します。②未活用の廃棄物を燃料とするため、廃棄物の再利用や減少につながり、循環型社会構築に大きく寄与します。③家畜排泄物、稲ワラ、林地残材など、国内の農産漁村に存在する資源を利活用することにより、農産漁村の自然循環環境機能を維持増進し、その持続的発展を図ります。④家畜排泄物や生ゴミなど、捨てていたものを資源として活用することで、地域環境の改善に貢献します。
経済産業省ウェブサイト(http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/biomass/index.html)
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水素利活用について
水素は利用過程において二酸化炭素(CO2)を排出することなく電気や熱などを作り出せるクリーンなエネルギー源として注目されています。また水素の製造過程において再生可能エネルギーを利用することで低炭素社会(CO2フリー)の実現に向けた検討も進められています。